片頭痛

片頭痛の特徴

片頭痛の一番のポイントは
日常的な動作により頭痛が
悪化する点です。
(歩行や階段の上り下り)

片頭痛では6割が片側に
4割が頭の両側に頭痛を

感じます片頭痛だから
片側という訳ではありません。

両側性の頭痛でも日常動作で
悪化した場合は片頭痛である
可能性があるという事です

片頭痛では
頭がズキズキする状態
【拍動性】50%
頭がズキズキしない状態
【非拍動性】50%

光過敏や音過敏に
なる事がある

吐き気または嘔吐

中等度~重度の痛みが
4~72時間持続する

20~40歳代の女性に
多くみられる

片頭痛自体が命に
関わる事はない

過労やストレスの
ある状態を続けたあと
一段落して安心した時や
休日などに頭痛が
起るケースもあります

「慢性頭痛の
診療ガイドライン参照」


片頭痛の前兆を知ろう

頭痛が始める直前にまたは
同時に起る神経症状で時間と
共に完全に消失する
症状を前兆と呼びます。

前兆には3つあります。

  • 視覚性前兆
  • 感覚性前兆
  • 言語性前兆

複数の前兆が1人の方に
生じるケースもあります


視覚性前兆
キラキラした
光・点・線が見えたり
視野の一部が見え
にくくなります

前兆の代表的なものに
閃輝暗点(せんきあんてん)
があります

せんきあんてん

視野にギザギザした
稲妻模様が現れて次第に拡大します
その後ギザギザ模様の部分が欠けて
見えなくなり60分以内におさまります


感覚性前兆
体がチクチクする又
体の感覚が鈍くなる

進み方としてとは
体半分の顔・舌・体の
一部に始まり同側の
半身に次第に拡大します


言語性前兆
言葉が思うように
出せない話にくい

片麻痺性片頭痛の前兆
まれなタイプでは
運動麻痺で力が入りにくい
脱力状態になる前兆がある

脳幹型前兆
脳幹と呼ばれる脳の
部位から生じる前兆で
発音が正しく出せない
(発声障害)
回転性めまい・耳鳴り
聴力低下
複視(二重に見える)
ふらつき・意識障害がある

5分以上持続し
60分以内に完全に
消失する

前兆を知る事で
過剰な不安や心配を
軽減したり問診時に
話し伝えやすくなります

「慢性頭痛の
診療ガイドライン参照」

片頭痛の原因

(日本頭痛学会参照)

  • ストレス
  • 精神的緊張
  • 疲れ
  • 睡眠(過・不足)
  • 月経周期
  • 天候の変化
  • 温度差
  • 旅行
  • 空腹
  • アルコール

上記を見て皆さんはどのような
対策を行っていますか?


片頭痛のメカニズム

片頭痛の仕組みは
不明な点も多く明確な
メカニズムは
示されていません

しかし仮説として
3つ提唱されています
(頭痛学会慢性頭痛ガイドライン参照)

  • 血管説
  • 神経説
  • 三叉神経血管説

「血管説」

血液の血小板の中にある
セロトニンが関係しています

①血管を収縮する作用のある
 セロトニンが血小板から
 過剰に放出されます

②血管収縮を引き起こして
 片頭痛前兆が起ります

③血中のセロトニンが
 消失する事により
 血管が拡張して頭痛が
 発症するという説です

 前兆頭痛はセロトニンによる
 過剰な血管収縮と考えられいたが
 今は神経説が有力になっている


「神経説」

片頭痛の前兆理由は
新しくなり以前の
血管説ではなく神経説が
有力と言われています

大脳の後頭葉皮質から
次第に前方に広がる神経が
過剰興奮になりその後
興奮した神経を元に戻す

抑制現象が前兆頭痛の
原因とされています

抑制現象が広がると
一時的に脳が局所的な
血行不良になる事が
観察されています


三叉神経血管説

脳神経の中で最も
大きい三叉神経が
(顔面周辺の感覚をつかさどる)
関与しているという説です

何らかの刺激によって
三叉神経が刺激され
三叉神経の末端から
血管を拡張させる作用を
もつ様々な神経伝達物質が
分泌されます

それらの働きで
拡張した血管やそれに
よって発生した炎症が
神経を刺激して痛みが
起こるというものです


片頭痛と浮腫み

仮説になりますが
片頭痛の震源地である

視床下部から
隣り合わせに位置する
脳下垂体後葉部分に
片頭痛信号が伝わると

脳下垂体後葉部から
抗利尿ホルモンが放出され
尿量が減少しそれが原因で
全身がむくむという仮説があります

視床下部から
片頭痛終わりの信号がでると
今度は抗利尿ホルモンが
低下してせきを切ったように
尿が出て片頭痛が治まった
という仮説です

片頭痛の時
むくみや尿の減少=片頭痛の発生
尿の増加=片頭痛の消失
という事があれば

片頭痛の震源地は視床下部の異常が
関係している可能性があります

「片頭痛からの卒業」
著者:坂井文彦
P8~P9を参考


片頭痛その他の情報 

45歳未満の若い女性で
前兆のある片頭痛が
ある場合には脳梗塞になる
危険性が若干増加する
可能性があります。

前兆のない片頭痛では
危険性は増加しなと
言われています

「慢性頭痛の
診療ガイドライン参照」


片頭痛の時ピルは安全か?

前兆のある片頭痛では
エストロゲンを含有する
経口避妊薬は原則禁忌になります
(使用してはいけない)

その他の避妊方が
勧められます
前兆のない片頭痛では
禁忌ではありませんが
使用する場合には慎重な判断と
経過観察が必要となっています

前兆のある片頭痛に
喫煙と経口避妊薬使用が
加わると脳梗塞の危険性が
10倍に増加する
という報告があります

前兆のない
片頭痛の患者さんでは
経口避妊薬は禁忌では
ありませんが

使用の場合には
・喫煙
・肥満
・高血圧

などの虚血性疾患の
危険因子がないか
注意を払う必要があります

(慢性頭痛の
診療ガイドライン引用)

アロディニアとは?

片頭痛の患者さん
75%に認められた
情報がある
アロディニアとは?

・脳が痛みに過敏になる
・髪の毛を触っても
 不快感が起る
・ブラシやくしを使えない
・さらに顔や手足が
 ビリビリする

などの状態を指します

生理時の片頭痛

女性は男性の3.6倍の
片頭痛になりやすいと
言われています

その理由としては
月経があげられます
片頭痛はエストロゲンの
低下に誘発され月経が
始まる前日に起りやすく
後半にも片頭痛を伴う
場合もあります

女性ホルモンで言えば

・エストロゲン
・プロゲステロン
・プロラクチン


などの変化が体内の環境や
リズムに影響を及ぼすと
考えられています

さらに
エストロゲンには
プロスタグランディンという
炎症や痛みのもととなる
物質を増加させる作用が
あり頭痛を長引かせる原因と
言われています。

医師の坂井文彦著書
片頭痛からの卒業
によると第2子の出産後に
片頭痛が起きやすくなると
説明されています

理由としては
第一子にも手が掛かるなどの
精神的なストレスの増加
授乳による
生活リズムの変化が
誘因につながると説明
されています。

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