実習二日目、O主任、Uリーダーに積極的に質問し親切丁寧にご指導頂いた。
学びが多い日でした。
朝は座席表を参考に利用者の挨拶を行う。Uリーダーに対応の注意点をお聞きすると声が大きい男性の利用者と大きな声が苦手な利用者もいる点に配慮が必要だと助言を頂いた。
社会福祉士の視点ではバイスティックの7原則である個別化に該当する。現場を通して、各利用者の個別のニーズや状況を理解し、対応するということになる。考察として声が大きい元気でムードメーカーの男性と大きな声が苦手という性格上の相性は、良い悪いではなく個別の性格の対応として席の位置や男性の声の掛け方も穏やかな方が望ましいと考察する。
次に小野主任に利用者への朝の血圧の図り方を聞いて教えて頂いた、膝のをつくまた椅子に座るなどして目線の高さを合わせて、圧迫感、威圧感、不安感を利用者に与えないこと、又測定器は肘を曲げて心臓の位置に合わせる。一般的に血圧の基準、高血圧が上140mmHg下90mmHg以上で低血圧は上90mmHg以下60mmHgとなっている。この基準を知った上で高血圧は病気につながるリスクが高いが低血圧に関しては普段の血圧がどうかまた実際の体調がどうかなどを見て入浴の時間を調整するなどの助言を頂いた。
これもバイスティックの個別化の一つとして学ぶ。
次回は実際に利用者の血圧計測を行いたい。
次に平行棒を使ったリハビリに参加させて頂いた、ストレッチ、バランス運動、筋トレを30分行う。途中の休憩で、「豆知識クイズ」も実施され能力維持、増進が楽しくなる工夫が考えられている。実際やってみてチョキ・パーを左右で入れ替える動きをするのは細かな運動機能を使う。リハビリのポイントだと感じた。また生活相談員としては、リハビリにどのような関わり方があるか次回助言を頂く。例えばインテークで医師やご家族からニーズの聞き取りを行い、利用者情報に記載しそれを理学療法士が参考に計画するなど流れを確認したい。
次にUリーダーに確認後、利用者のカルテを参照、要支援の場合は「介護予防サービス計画書」で作成され、要介護1以上は「介護サービス計画書」で作成されることを教えて頂いた。
施設の機能を知るため介護サービス計画書はライフケア大手門の居宅介護支援事業所で手続きを行い、要支援は中央第2いきいきセンター福岡との地域連携が行われいると考察する。
次に利用者の帰りの送りをした時、隣接するホスピタグラン大濠公園の入居者がライフケア大手門のデイサービスを利用していることが分かった。ホスピタグラン大濠公園は桜十字病院が併設されデイケア(医療機関行うリハビリ)が行われているのに対して、ライフケア大手門はデイサービス(食事、入浴、レク)を行う双方が地域連携し合い高齢者への包括的な支援が行われていると考察する。
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